ひとしごと館での包丁研ぎワークショップ開催レポート

ひとしごと館は、大阪市浪速区を拠点に仲間づくりや助け合いのサポートをおこなうコミュニティサービスです。

いろいろな“とくい”を持った人がちょっとした日常の困りごとに手を差し伸べ、人と人とをつなぐ活動を行っています。

ジャンルは料理やパン作り、家具修理、パソコン関連、映像、アイデア出し、歯の事や整体までなんでも人材が集まっています。

今回はその中に包丁研ぎがお邪魔させていただきます。

ちょっとした困りごとが出来たら、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

グループ会社の北加賀屋みんなのうえんで空き地を畑に変え、食やモノづくりのワークショップ、イベントなどを開催しているようですよ。

今回のワークショップはとても熱心な方々が多く参加され、窓ガラスが曇るほどの熱気溢れるワークショップとなりました。座学、実技と飲み込みも早く、おそらく日ごろから包丁をよく使う人達が参加されたと思います。

実技には念入りに刃をつぶした状態の包丁を使用します。それを荒砥石、中砥石、仕上砥石と順番に用い、それぞれの切れ味の違いを試し切りで実感してもらいました。 なかでも仕上砥石後に玉ねぎをスライスをした際の滑らかな刃の入り方に、仕上の切れ味に驚かれていました。

毎回、包丁研ぎワークショップを通して、一般ユーザーの方々がどういった事に悩み、疑問があるかを直接聞く事ができ、私たちメーカーにとってとても勉強になります。

ワークショップは会話を楽しみながら、テキスト、見本、実技を通してしっかりとお教えしますので、是非一度、包丁研ぎワークショップに参加してみてください。